吉野 弘
閉店後の薄暗いカモシカ書店でふと手にとった詩歌集。
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ひとり と ひとり が結ばれて、ふたりになって、ふたりが3人になってゆく。ずっと昔から繰り返されてきた、いのちの営み。
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そんなふたりに贈る「祝婚歌」からこの本はじまります。
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私は、その次にある「ひとに」という詩がすきです。自由を夢見て求め手を広げておきながら、縛りや所有に惹かれていく矛盾。奥底の手離すことのできない感情に触れられたようでした。
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どの詩も素敵なので紹介したいのですが、ゆっくりとじっくり自分の中に溶け込む感覚を味わって頂きたいのでここまでにしておきます。ぜひ読んでもらいたい〜!
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読んだら大切な人に会いたくなる。表紙もかわいいので、贈りものにもぴったりです!ぜひ 。