古書

春と修羅

著/ 宮沢賢治
刊/ 関根書店
1924年4月20日初版
極美品
ㅤㅤㅤㅤ
ㅤㅤㅤㅤ
天の深い藍。
珍しい三点綴じ糸。
賢治が奔走して借りてきたという活版たちの
すり減った字面。
有名な誤植にまで、
賢治の息遣いが想像できるような気がします。
もうすぐ出版100周年。
発売時はほとんど評価されず、
現存する初版本は数えるほどしかない。
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よくぞここまで遺ってくれました。
「次の時代に残していきたい」と
素敵な方の手に収まりました。


□used
□old
☑︎rare

スキカモ?

7件のコメント

  1. 戸田勝久 さんの発言:

    素晴らしい書影を拝見出来て眼福でした。ありがとうございました。

    1. さんの発言:

      ご覧くださりありがとうございました。本当にただそこにあるだけで迫力があります。
      「春と修羅」は来年で100周年です。文学館や美術館で賢治の特集など読み直しや回顧展が盛り上がることを期待しております。

  2. 梅村修 さんの発言:

    神戸の梅村と申します。国東を回っておりました。大分でふらりと立ち寄った貴店ではっと息を呑むような彫像に出会いました。舟越桂みたような青年の立像でした。引っ掴むようにレジに直行しましたが、残念ながら売り物でない、と言われてしまいました。お店の女性のかたがオレクトロニカ、と謎めいた古代語のような屋号を教えてくれたので、早速連絡をとりました。いくつか作品を見せてもらいましたが、やはりお店の彫像には劣るようです。ついては、お店の青年像をお譲りいただければ、と思っております。15万円でいかがですか。ぶしつけなお伺いですが、ご検討ください。

    1. ShinsakuIwao さんの発言:

      大分にお越しくださり、お店にお立ち寄りくださり、ありがとうございました。
      大変申し訳ございません。オレクトロニカの木彫作品は非売品でございます。

      ただ、そのように気に入ってくださり、とても嬉しいです。
      私もどこか舟越桂の彫刻のような詩情をあのオレクトロニカ作品に見たからです。
      ギャラリーで見た瞬間に傑作だと思い、購入しました。
      ですので、息を呑むような、とおっしゃる梅村様のお気持ち、お察しいたします。

      オレクトロニカは常に制作を続けていますのでまた傑作に出会うかもしれません。ご提示の金額より、もう少し上の価格帯の作品に注視されるとよろしいかもしれません。
      私の木彫もご提示の金額より高額でした。

      それではまた、よろしければぜひ大分にいらしてください。

      1. 梅村修 さんの発言:

        そうでしょうね。これをご縁にお二人のこれからの活動に注目したいと思います。じつは泰勝寺にたびたび足を運ぶことになりそうですので、そのおりはあの素晴らしいお店にも寄せていただきます。

  3. オノキヨミ さんの発言:

    素敵な書影ですね。不躾な質問で恐縮ですが、こちらは売っていただけるのでしょうか。

    1. さんの発言:

      これほどの美品はなかなかございませんので、ご覧くださりとても嬉しいです。

      ただ、こちらは販売済みのものを紹介いたしておりますので、現在品切となっております。
      お力になれず申し訳ございません。

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